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妊活と喫煙

2023年05月24日

妊活

妊活をしていると、タバコはよくないなんてことも目にする方が多いかもしれません。

よくないとは知っていても、ではなんでよくないのかをきちんと知っていますか?

今回は、タバコが妊活に与える影響を少し考えてみたいと思います。

妊活さんで、タバコを吸っている旦那様または奥様、同居のご家族に喫煙者がいる方も、

このブログを読んで、自分でどうするのか選択ができたら嬉しく思います。

妊活へのタバコの影響

タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させるため、血流を阻害し、酸素や栄養を

体内に行き届きにくくさせてしまいます。

妊娠に大切なホルモンも、血液によって運ばれていきます。

タバコによって血流が阻害されてしまうと、妊娠に必要なホルモンの運ばれる量が減ってしまったり、

場合によっては届かなくなってしまったりすることもあります。

そうすると、卵子が育たなくなってしまったり、排卵の指令を出すホルモンが届かないので、

排卵ができなくなってしまったり、生理不順や無月経になってしまうことも。

精子についても、奇形が多く発生したり、運動率が低下したり、精子濃度が低くなることもあります。

どちらも妊娠に関わる大切なものですので、妊活にも大きな影響を及ぼします。

妊娠してからも、血流が阻害されれば、子供に十分な栄養が届かず、低体重で産まれる、

場合によっては、早期胎盤剥離などのお母さんと赤ちゃんの

命に関わるようなことが起こる原因にもなると言われています。

また、活性酸素も作るため、卵子や精子の質の低下にも繋がります。

加熱式タバコや電子タバコなら大丈夫?

最近登場した、加熱式タバコや、電子タバコは外に煙が出にくい構造になっており、

通常のタバコとは異なるので、害もないと思われがちです。

しかし、通常の紙のタバコと同様、ニコチンが含まれていたり、

タバコとはまた違う有害物質が含まれていたりと身体に影響が出る成分が含まれていることには

変わりありません。海外の研究によると、電子タバコや加熱式タバコを吸う人も、

通常の紙たばこと同様に、精子や卵子の質への影響が見られたという報告があります。

妊活をしている方や、妊活を考えている方は、ご夫婦で禁煙に取り組まれるのが大切です。

ご夫婦、ご家族で禁煙を

妊娠を希望されている場合、ご夫婦両方の禁煙はもちろんですが、

同居のご家族の方がタバコを吸う場合は、一緒に禁煙をしてもらうことで、

副流煙を吸わないことも大切です。

副流煙には、自分でタバコを吸うのと同等またはそれ以上の害があります。

これから産まれてくるお子様への最初のプレゼントは、元気で健康な身体です。

お子様が元気に産まれてくるためには、お父さん、お母さんも元気で健康でいることが大切です。

タバコを吸われている方は、この機会にぜひ禁煙に取り組まれてください。

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